住まいの相談室

住宅産業はトラブル産業。トラブル解決のための道筋を立てさせていただいております。お気軽にご相談ください。

「住宅産業はトラブル産業」と言われるほど、不動産業界では様々なトラブルがつきものです。

モリオカ商事では、地域に根差した活動の一環として、オーナー様の様々な悩み、お困りごとに対応しています。大手不動産店では対応できないような案件でもご相談いただけます。

よくあるトラブル事例

私が長年に渡り役員を務めた兵庫宅建協会には、不動産に関する様々なトラブルが持ち込まれました。実際に経験した事例をご紹介します。

事例1 自分の土地に隣家がはみ出している!

古い測量図をもとに土地の売買をすると、実は隣家との境界線が図面と合っていないという場合があります。この場合、隣家との話し合いや正確な実測のやり直しなどが発生します。

ちなみに、実測済みの測量図が昭和54年3月以降の測量図であれば基本的に信頼して良いことになっています。しかし念のため、隣接している家との境界は、都度きちんと測り直すよう法務局から指導されています。

特に、自分の土地であってもいざ掘り起こしてみると、隣家の下水道管などが敷設されているケースもあります。この場合にも、正確な測量図を元に移動してもらわなければいけません。

土地を買う際には、こうした点をしっかり確認するようにしましょう。

事例2 想定外のトラブルに業者が対応できない!

昔の実例です。ある土地を売ったのですが、買い主様が集合住宅をその土地に建てようとしたところ、敷設されている水道管の太さが細く、規定に満たないために許可が下りないことがありました。

建設するためには、道路を数10mに渡って掘削して太い水道管に変える必要があり、100万円以上の費用がかかるとのことです。この費用は誰が出すべきでしょうか?土地の売り主、買い主、仲介業者、行政・・・

こうした想定外の問題は頻繁に起こるのですが、お金が絡むと簡単に解決できるとは限りません。対応できない業者がさじを投げてしまうこともあり、そうすると宅建協会にトラブル相談が持ち込まれます。大手業者であっても、そうした費用を肩代わりするなど柔軟な対応ができるとは限らないのです。

事例3 滞納した家賃を払ってもらえない!

これも以前の案件ですが、借家の家賃が4年間に渡り200万円以上滞納されていることがありました。もちろん家主さんは督促しますが、その月は支払われてまた翌月から滞納される、という具合です。

退去させることもできますが、すると滞納した金額が支払われなくなる可能性もあり、あまり強制はできずにいました。そうするうちに、ずるずると年月が経ち200万円を超えてしまったようです。弁護士さんに依頼すると高額の報酬がかかるというイメージもあり、なかなかそれもできなかったようです。

なんとか説得して然るべき処置を取らせていただいたのですが、滞納の問題は非常に大きな問題です。近年では、借主様に保証会社に加入してもらい、滞納時の対応などは保証会社が肩代わりするケースが増えてはきましたが・・・

「住まいの相談室」について

モリオカ商事の代表者自身も、兵庫宅建の元副会長など長年に渡り役員を務め、多数のトラブル相談を経験してきました。

その知識と経験を元に、そのトラブルが不動産絡みの悩みなのか、弁護士なのか、司法書士なのか、税理士なのかよく分からない場合でも一手に引き受けることができます。経験上、どの分野に問題があるのか分かるからです。

専門家の意見が必要な場合、「住まいの相談室」ではモリオカ商事と提携している弁護士・税理士・土地価格調査士・司法書士さんらから、その場ですぐに専門家のアドバイスをもらうお手伝いをしています。

住まいの相談室

「住まいの相談室」では、不動産にまつわるトラブル解決のための道筋を立てさせていただいております。お気軽にご相談ください。

「住まいの相談室」ご相談手順

手順1

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折り返し、モリオカ商事よりご連絡させていただきます